月曜日!
卒都婆小町、姨捨と大曲続き明けの月曜日、なにか腑抜けになったような朝でしたがぼやぼやしていられませんというのも国立能楽堂の特別企画で来年三月の新作能の稽古が今日明日と続きであります。それというのも16日の記者会見用に少し上演しなくてはならないのです。という事は一部分とはいえ作ってまたまた覚えないとなりません。本当にこの仕事は死ぬまで勉強です。
確かに新作能の現場に居るという事は能楽師として本当に貴重な体験で古典の能を見直す上でも大変なヒントとなり新しい発見と自分が何故能をやるのか?という根本的な問題を絶えず問いかけてくる大切な時間であります。が・・・
やはり切り替えが・・・体と心の切り替えがスパッと行くときと今ひとつスイッチが入らずぐずぐずしてしまう時とが有ります。やはり今回はどちらかというと後者の方で重過ぎる曲が続いた後のこの切り替えは上手く行かずに苦戦しています。
二年前に初めて能繁期を乗り切る為にと11月に少し休みを取りました。これが小生にとって大変良い結果を生みました。それ以来何と言われても舞台の無い日を作りキープしています。今週の土日は最初地方公演であったのがキャンセルになり図らずも舞台の無い土日になりました。(声を掛けていただいたのにお断りした主催者の皆様ゴメンナサイ!)本当は内緒にしておかなくてはいけないのですが白状してしまいました。
舞台の仲間と良く話をしたり、食事をして無駄そうに見えるかもしれないですが発想を柔軟にするためにも固まった思考をほぐそうと思います。
鼓もこの季節は環境の変化に対応しきれずに少し悲鳴を上げているように思います。酷使しているのは人間だけでは無くお道具も同じといえます。柔らかい革を打つとき、乾燥しすぎていると痛みは激しいです。勿論湿気が多すぎるのも革を痛めますが・・・。
それと先日朝一で興福寺でお堂の中で見る阿修羅展を見に行ってきました!やはりお堂の中で見るのが一番!!って東京、大宰府で見損なった悔し紛れですが・・・。やはり木のぬくもりの中、何百年もの間奈良から世界を守り続けた仏像たちの姿に感動しないはずは有りませんでした。東金堂、仮金堂、北円堂と三箇所の仏様をゆっくり時間を掛けて拝んで、凄いパワーを頂けました。
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