いよいよ明日は六甲アイランド能の当日です。昨年は1000円の着席券だったのが、今年はいきなり4000円になり採算を合わして行くのがぎりぎりの選択でしたが後は動員を祈るばかりです。
これも元を正せばリーマンショック?かも知れませんがいろいろな要因が重なり今年は中止か!と半ば諦めていたのに自主制作で継続する事になり最低の予算で最高の舞台を!を合言葉に運営スタッフが三ヶ月前から準備を進めてくれたおかげです。
出演者や、舞台制作の方々にも迷惑をかけましたが今年一つの雛形が出来ると来年以降に何とか希望が繋がります。
神戸ファッション美術館のオルビスホールは円形劇場で近代的な空間ですが古典劇で伝統的なスタイルを伝える能楽を上演するのは初めてです。今回はギリギリですので照明などは凝る事が・・・?ですがこれまでに近鉄アート館、神戸アートビレッジなどで培ったノウハウを生かした舞台が作れる可能性が広がります。
やりたい事は山ほどありますが・・・。
そういえば亡くなった野村万蔵(耕介)君が外国の演劇学校の授業で少ない決められた予算の中でで如何に面白い演出をするかの、企画書レポートを何度も書いたと語っていました。近代空間の中で能の本質的な面白さを引き出すための効果を如何に低予算で考える事が出来るか?これも現代に能楽を生き続けさせるための努力かもしれません。
能楽堂ほど能を上演するに相応しくない空間だ!という逆説を私は若い頃から思い続けています。
先日の13日大淀町能楽座公演に先立ち桧垣本八幡神社にて奉納演奏を勤めました。ちびっ子桧垣本座の子供たちと共演です。
元気な謡の声が鎮守の森に響きました。
これは新作「三輪挿し?」です。大阪の追手門講座の時に密かにテーブルに飾られていました。