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2009年6月12日 (金)

ご無沙汰しています。

随分と間が開いてしまいました。今日も舞台が終わった後にお客様からブログの更新が・・・・。と指摘されてしまいました。申し訳なく思いますが・・・・。このところ色々とあり、なかなかブログにアップしても良いか悩むことが多く書くことに気が進みませんでした。それは、同業者の突然の死が相次いだことです。一人は名古屋の小鼓方、幸清流柳原富司忠さん、小生より10歳ほど上ですがまだまだお若く一番油が乗っている方でした。穏やかで控えめで親切で何故あの方がという思いです。

また、もう一人は太鼓方金春流の三島卓さんです。まだ36歳の若さで本当に突然倒れ一月以上頑張っていたのですがとうとう帰らぬ人となってしまいました。老少不定とは言いますがあまりにもきつい別れです。彼とは大阪で若い人たち向けの稽古会を一緒に協力してくれ、僕にとってはよき理解者であり、子供たちにとっては良きお兄さんでした。能楽界以外の交友関係も広く小生も何軒か、彼の友人のお店に連れて行ってもらいました。本当にショックです。

能楽というのは本当にきつい仕事で舞台の上で死者と向き合い語り合い、そして感じあいます。何百年の舞台の上の蓄積が今の能舞台を作っているのだと恐ろしくも怖くもあります。

先に逝った先人の分も頑張って今の舞台を精一杯やろうと思います。

謹んで冥福をお祈りいたします。

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