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2009年2月27日 (金)

大和秦曲抄5

いよいよ近づいて参りました。準備で追われアップもままならない状況が続きました。

もちろん舞台、稽古。などなどはいつもどおり続いているのでその合間合間に打ち合わせを重ねています。

おかげさまでチーム的にはベストに近い状態まで来れたのではないかと思っています。初めて同士のスタッフを組ませて頂く時にはシステムの違いや、事例に対する温度差、などなど打ち合わせを重ねていかなくては見えないことが多々有りました。

後は板の上です。ベストの演奏を残すように頑張って行きたいと願います。

カメラ位置も確定し座席も余裕を持たせすぎていましたので、いま少しお客様に入って頂くと嬉しく思います。御吹聴宜しくお願いします。

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2009年2月21日 (土)

3月3日 大和秦曲抄 チケット申込受付について

第一回 動画配信公開収録「大和秦曲抄」公演の日も迫って参りました。

お申込み頂きました皆様、ありがとうございます。

チケット発送の手続き上、FAXでの受付は、昨日2月20日迄とさせて頂いておりますが、

■大槻能楽堂 06-6761-8055

華通信

上記では引き続き、受け付けております。

また、収録DVDの購入方法についてお問合せを頂きました。

完成は夏頃を予定しており、華通信よりご予約頂くこともできます。

DVD 4,200円+送料300円=4,500円/本

※DVDご希望枚数と、①お名前②郵便番号③ご住所④お電話番号⑤e-mailアドレス をご明記ください。

その他、お気づきのところやお問合せ等がございましたら、どうぞお気軽にお寄せ下さいませ。

華子"

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2009年2月18日 (水)

三重県能楽教室

昨日、今日と三重県能楽教室に行ってきました!

昨日は雪が降り、会場の体育館は恐ろしく寒かったです。090217_08180001

お天気は最高に良かったのですが・・・

初めて伺った時にやはり恐ろしく寒くて注意はしていたのですが

今回は油断していました。

子供の頃学校の体育館では走り回り寒かった記憶が余り無いのですが、それは単に走りまわって直ぐに汗をかいていただけで寒かったのには違いが無いのですが、大人になって訪れる体育館では走り回るわけにもいかず、運動靴の上履きも履かずに足袋一枚で立つ床は凍てついていました。

それでも二日間で四校回り子供たちの喜ぶ顔を見れば疲れも吹き飛びます。この所若い人たちも解説に慣れて上手くなり、小生は最初の挨拶だけで後は何かあったときのホローだけにしています。

090217_10230001 ご覧のように授業開始前の体育館では嵐の前の静けさです。

楽屋は緞帳を閉めてステージの所に設えたり

音楽室であったりと様々ですが先生方もだんだんこのような伝統芸能に対する理解ができて来たようで随分とやりやすくなりました。

これは岡三加藤文化振興財団の支援により毎年三重県下を6日間12校回っています。

もちろん全部は伺えませんが今回は半数の三日間うかがいます。

観阿弥の生家が三重県名張市に在った事等から話を始め600年経ちそれが世界無形遺産に登録されたことなどを話しに織り交ぜ子供たちに誇りに感じて貰えれば嬉しいです。

もちろん体験を主体にしていますので体験することの大切さ、お稽古の意味など自然に感じて欲しいと苦心しています。

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2009年2月12日 (木)

大和秦曲抄5

大和秦曲抄の準備におわれて居ます。
今回の特色は何といってもカメラマンをはじめとしたチームです。
音楽番組を担当していた方々を中心に編成され従来の能楽の放送とは少し違った味付けが期待出来そうです。
しかしながら制約も多くそのせめぎ合いが見ものと言えます。
選曲も只派手なものでは無く、内容がしっかりした曲を選んでいますので英訳などをきっちり出来ればと願っています。
能楽作者たちのメッセージを伝える為に私たち現代の能役者が存在すると改めて確信する瞬間です。
もう一息頑張って行きます。よろしく!です。

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2009年2月 6日 (金)

大和秦曲抄4

一調とは謡と鼓だけの略式演奏です。良く混同されるのが独鼓ですがこちらは普段の能で演奏する手(楽譜?)を基本的に変えません。すなわち一調になるとガラリと手組みを替えてしまい小鼓ならば大鼓を大鼓ならば小鼓を補った手組みを使いながらその曲趣に有った特殊な演奏をします。そのため能一番に匹敵するとされ大変重く扱います。
因みにこの独鼓、一調というのは大倉流の規定で流儀によっては独調など違う表記をします。
同じように一調一声は能の段落の中で七五調の謡を拍子に合わせずに謡い上げる段落を含みより高度な技術が必要とされます。他に一調一管というのは笛が入り舞などを演奏します。
更に無謡一調は謡が入らずに鼓一人の特殊演奏です。
大倉流では他に「龍田川辺」という自ら謡いながら小鼓を演奏する「独謡一調」が名物一調として残って居ます。

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2009年2月 4日 (水)

黒川能2

追加アップです。

090203_07110001 これはマスクです。

なんと一番上は使用前、後したの三つは一晩で真っ黒になった使用後マスクです。黒川能では大きな日本蝋燭が幾つも燈され部屋の中には見えないすすが充満しているのです。

能が始まった時は白かったマスクが二時間ほどするとみんな真っ黒になってきます。最初はわからなかったのですがそれがススと判って驚き!

090203_11560001 あと、お土産に買って帰った翁最中、裏も綺麗に作られ凝ったお菓子でした。いざお茶を立てて頂く時に一寸抵抗が・・・。でも、美味しかったです。

これから国立で能「弱法師」です。

盲目の舞、是に付いては色々と思いが有ります。帰ってから元気だったら追加します。乞う御期待!

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2009年2月 3日 (火)

黒川能2

黒川能から帰って来ました。穏やかな二日間で東京も立春を感じさせるお天気です。

090201_16090002 雪は思ったほどではなく滑って転びはしませんでした。(ちょっと小躍りはしましたが・・・。)

なかなか能も良かったのですが、二日の春日神社での御神事を興味深く拝見させて頂きました。二人の稚児が世界平和を祈る大地踏みでは7歳くらいの子供が難しい文章をはやしに合わせて唱えるのですが一つ済むたびに参拝の方から拍手が起こります。

来年は日程が塞がってしまってうかがえないのですが又近いうちに伺いたいと思います。小生は前回の黒川能から20年ぶりでした。

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2009年2月 2日 (月)

黒川能

本日は山形県鶴岡の黒川能に来ています。以前に黒川能の小鼓の取材をさせて頂きましたがその時に次回はといいながら始めての黒川能です。若い頃に2度来ていますので3度目ですが今回初めて公民館での演能です。

090202_00590001画像は能杜若です。時間を忘れて能を見ていると色々と思いが巡り良い時間になりました。090202_01310001

昨日は岡庭さんの披きの道成寺で精根尽き果てた体を癒してくれます。若い懸命な能にこちらも思わず忘れていた自分を引き出してもらった気がします。

大和秦曲抄で収録する「野守」の能は奈良の飛ぶ火野を守る鬼の持つ鏡がテーマとなるお話です。奈良には変な伝承が伝わります。国が乱れると奈良に災禍が訪れるというものです。是は室生寺が台風の被害に有った時に土地の古老から伺いました。「今は世が荒れているからなあ・・。」と鏡というのは世の中を照らす法のこととも言われ太陽神である天照大神に照らされるに値する法に則った世であるかと絶えず地獄の鬼が目を付けているのです。対として考えると興味深い大和の国の本質が見えてきます。

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