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2008年12月30日 (火)

いざ!丹波篠山

明日の夜は丹波篠山「翁」の準備に向かいます。

夜の7時に大阪を出発し篠山には早ければ一時間ちょっとで着いてしまいます。能楽資料館へ挨拶に伺い、後は春日神社門前の鉄板焼き「くろんぼ」へ、ここで少しあったまって楽屋入りします。楽屋で準備をしている最中に大概歳を越してしまい楽屋で出演者同士で「あけましておめでとうございます!」と改めて御挨拶します。御祈祷が始まりほどなく「翁」が始まりますが「おまーく」のシテの声が響くと一瞬厳しさが伝わります。舞台の上を進むシテの足もとは凍てついた霜が拭い去られて行きます。鼓を打ち出すと風を切る手は感覚を失います。翁が面を掛けて謡を謡うと面の穴から白い息が沸き出だし面に魂が宿った瞬間です。舞台を終え楽屋に戻るとすでに一時を回り後片付けの後大阪へ戻ります。

1日はセクターさんが主催する天空狂言。茂山千之丞先生の三番三です。ギネスに載るのではと言われています。楽しみです。

さあ、皆様良いお年をお迎えください。

来年3月3日は空けておいてください。予定は入れないでください。特に夜、大阪に来れるようにして置いてください。重大な予告です!

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2008年12月28日 (日)

仕事納め!

昨日の「花供養」が今年最後の舞台でした!
今日は気がいっぺんに抜けてしまい一年の疲れがどっと吹き出しました!
朝から何も手に付かず家の雑用だけダラダラとしてしまいました~。
整体に行き「体ひどいですね!」といつもの会話です。
本当はここで海外脱出でもしたかったのですが今年は止めてちょっと自宅充電です。
ゆっくり今年を反省して来年に備えたいと思っています。
応援して下さいました皆様有り難うございました!
まだ少し有りますが良い年をお迎えください。

良き日の出必ず有ると山眠る

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2008年12月26日 (金)

花供養

本日、今年最後の舞台です。生前何度かお会いしたことが有りますが白洲正子さんを扱った新作能です。免疫学者の多田富雄さんが書き下ろし、シテは梅若六郎、ワキ旅人宝生欣也、他のメンバーです。昨日の申し合わせで最終調整を終え後は本番を待つばかりです。

前回のブログは携帯電話から移動中のアップでしたので途切れ途切れでした・・。今回はパソコンで入力していますが通信状態があまり良くなくまたしても途切れるかもしれません。

毎年暮れになると色々と思うのですが来年は三月にちょっと計画が有りますので実現できる081224_11030001 ように準備を進めています。

一昨日大阪空港で出迎えたトナカイさんの画像です。遅まきながらアップします。

本当は一番忙しい日の筈なのにこんな所で油を売って・・。といわれそうなお惚け加減です。

さて、もう一度、花供養さらえてから舞台に向かいましょう。

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2008年12月24日 (水)

大阪稽古

今年最後の大阪の稽古です。朝の飛行機で伊丹に着くとなんとトナカイのお迎えが!(今晩忙しくてそんな事してるヒマあんのかいな?注・大阪弁)そうか!クリスマス!と思いつつ稽古に向かいました。
先日は道成寺を勤めましたが思ったよりダメージが少なくて日曜日の芭蕉、昨日の定家と二時間の能を続いて勤めました。
と、ここまで書いて時間がなくなりパソコンから後はと思っていましたがーとうとう一度もパソコンを開く事が無く一夜明けて始発の飛行機に向かうタクシーの中から追加アップです。
昨日の稽古は最後という事も有り、たくさん来て下さいました。
小生のお稽古は不定期で月に二度もままならず、発表会もなかなか開催出来ず本当に習う側からいうとひどい先生だと思っています。
言い訳すれば年間の舞台が早くから決まっていておまけに後からどうしてもお願い!という舞台が割り込ん来ます。
お稽古優先にしなくてはと思いつつ…ゴメンナサイ!ということが多くあります。

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2008年12月20日 (土)

道成寺

白坂さんの朱夏の会に行って来ました!無事に済みやれやれです。やはり道成寺は色々と気を使います。
しかし、良いメンバーで取り組め充実した舞台になったと思います。

081219_14070002 昨日申し合わせが重なり東京(芭蕉)から飛行機で福岡(道成寺)と掛け持ちでした。

画像は機上から見下ろす駿河湾です。

この手前にすばらしい富士の火口が眺めたのですがカメラを出すのが間に合いませんでした。旅の醍醐味です。

飛行機に乗った後は耳の鼓膜がおかしくなり鼓の調子が今ひとつ判りません。少し省略したとはいえ道成寺は流石にこたえました。

そのようなわけで昨夜は中洲の屋台を横目にホテルに早く帰りゆっくり体を休めました。

ホテルから舞台に向かう道端に081220_11240001 「お出かけですかにゃー?」と声を掛けてくれたのがこの猫、案内板の前に居たので招き猫かもしれませんが、その誘惑に負けずに舞台に向かいました。

これも旅の醍醐味?

舞台が澄んだ後、昨夜に続き白坂さんに御馳走になり最終の飛行機で帰京し明日の芭蕉をさらえて休みます。

そのようなわけで画像アップ完了です。おやすみなさい。

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2008年12月16日 (火)

葛城 大和舞

明日は東京能楽囃子科協議会で能「葛城」大和舞を勤めます。昨日も書きましたが奈良盆地に本拠地を持った大和四座はそれぞれの土地の神話、伝説を戯曲化し能楽に創作しました。結崎から程近い三輪神社の能は三つの宗教が出てきます。三輪王朝が祭る神と、大和王朝が祭る神と仏教がそれです。「三輪の山本道も無し桧原の奥を訪ねん」と謡いだされるシテの言葉に「杉」を神木とする部族が謡う意味を思わなくてはなりません。

葛城も土地の神は醜く夜しか活動しなかったと有りますが何故顔が醜かったのか?土偶面が発見されてから様々な推測がされているようです。役の行者という修験道の先師が様々な伝説を残す地方でどんな事件が起こったのでしょうか?興味が書き立てられます。

三輪も、葛城も違う部族が出会ったことによる事件が物語のポイントになっている所に先人たちの歴史が隠されていると思います。

今晩、12月の17日の午前零時から丸24時間の奈良御祭りが始まります。大阪に居た頃は毎年出かけていました。流鏑馬が行われ雅楽の唐楽と高麗楽の順位が決定されますがこれは代理戦争です。人類は敵を滅ぼすと敵民族を奴隷化し使い棄てました。また、独裁者が死ぬと多数の殉死者が必要でした。これに替わるものが生まれた初めが紀元前2~3世紀の秦始皇帝の兵馬傭や、6~7世紀の古墳から出土する土偶類だといわれています。

日本は島国で奴隷を殺してしまうと労働力が無くなってしまいます。そのため皆殺しを止め無駄な戦争を無くす努力が行われた結果が代理戦争です。これの原型が860年以上前から続く奈良御祭りに残っていると思っています。この制度は鶴岡の王祇祭りにも伝わり能楽の上座、下座の順位争いの制度に繋がると思います。

若者たちの年に一度のガス抜きとも言えますが元々は無益な争いを祭りの順位争いで代理戦争に置き換えることで解消していった叡智だと思っています。

さて、三輪の能には「誓納」(観世流)「三光}金春流。「神道」金剛流、「神遊」喜多流と大変重い習い事が各流に伝えられ、「それ神代の昔語物語は、末代の衆生の為、再度方便のことわざ、品々持って世のためなり」とクリの中に謡われるように天照大神を祭って部族同士が和平を実現したことを末世に語り継ぐ目的がこの能には有ります。

さて、宝生流は何故か三輪の能に「小書」が有りません。様々な説が有りますが素のままが大切だからという考え方の他に、観世流、金春流に遠慮した、また、大和信貴山の宝生如来様(毘沙門天様)に遠慮したなどがそれです。

確かに宝生流には葛城の能には「大和舞」という大変重い小書きが残り近年まで家元しか勤めることが出来ませんでした。

御祭りは抽象化された、「大和」民族の本来の魂を伝承していると思っています。世界中の権力者に体験して欲しい祭りです。081205_21270002

先日精進料理の棚橋俊夫様のゴマ豆腐(左)を久しぶりに頂きました!最高に美味しく頂戴しました。右は蓮根汁!これもグッド!!メタボ予防には是に限ります!画像アップしておきます。

それと、今晩は三宿の「金多楼」さんへ「 A I さん(53歳男性)」と行きました。なんと居合わせたお客様、お客様が知り合いの知り合い・・・繋がり繋がりで恐ろしい状況でした・・。う~ん悪いことは(別にしていないつもりですが・・・・。)出来ません!!

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2008年12月15日 (月)

今週末は道成寺です!!

いよいよ今週末の福岡での道成寺が近づいてきました。昨日の矢来の定期能、春日龍神では途中で咳き込んでしまい御迷惑をおかけしてしまいました。舞台が異様に暑かったせいも有るのですが堪え切れませんでした。このようなことが有ると道成寺が近づいていることが余計にプレッシャーになります。

今日は師走の名の通り東京都内を三箇所、会議の掛け持ちをしました。明日は東京の囃子方の集まり、東京囃子科協議会の申し合わせです。能「葛城」大和舞の小書きが付きます。シテは金春流本田光洋さんですので調べなおさなければなりません。金春流は独特の替え方が有り習い事が増えます。葛城や三輪の能は大和四座の能のなかでも特に大切にされていましたのでこのような小書きが出来たのだと思います。

いわれに付いてはまたの機会に書き残したいと思いますが毎年桜井の多武峰、談山神社に奉納に伺わせていただいておりますと、行く度に新しい発見が有ります。そこの土地に根付いた時間はそこにじっくりと腰を据えて掛からないと見えてこないからです。

来年は五月六日に「鼓魂の会」を開催しますので奮って御参加頂ければと思います。

081205_160801 札幌から絞りたてトマトジュースが届きました!濃厚でフルーティー、ビタミンたっぷりで健康には最高です!

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2008年12月12日 (金)

週末です!

あれよあれよという間の一週間でした。

081211_14120002 昨日は津の着物教室で小鼓の体験講座の講師を勤めました。

生徒さんは着物教室の講師の皆様で流石に着物の着こなし、立ち居振る舞いも堂に入っていました。

二時間だけの講座ですが同じ曲を何回も繰り返していると体が自然に覚えてしまう感覚を体験していただけたと思います。

今日は朝から東京の申し合わせを済まし、名古屋の公演へ、「石橋」と「菊慈童」を勤め東京へ戻りました。

一年が本当に早く過ぎて行きます。また、今年も後何番かで終わりです。少しでも良い舞台と思いながらも今年もこんなことしか出来なかったと・・・。反省!の一年にならないように最後の数番を勤めたいと思います。

兎に角来週の道成寺が済むまでは風邪もひけません。パンデトミック!?が起こったら能楽公演はどうなるのでしょう?対応を考えないといけないと思っています。081210_17540001

風邪には玉葱!ということで札幌から送ってくださった取れたての玉葱の丸煮、素材が新鮮で甘みといい最高の御馳走です。

血液さらさらで年末を迎えたいです。

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2008年12月 7日 (日)

東京~大船

毎月第一日曜は観世会です。小生も年に2~3度出勤します。今日は初番の鉢木シテは梅若六郎さんでした。そこから大船の鎌倉芸術館へ行き金春流桜間金記さんのシテで自然居士を勤めました。

鉢木は有名な物語ですが今日のシテは・・・脇の将軍よりも恰幅は良かったです。

自然居士はかわいい子供を助ける物語ですがお互いの主張を通しながらも和解へ持っていく筋立てが喧嘩はこのように収めれば丸く収まるよ!という見本のような結末です。安宅もですが日本人の知恵が活かされていて含蓄の有る能です。

021208_1623 京都の銀杏並木です。美しいです!

京都はこの時期観光客で車が動きません・・。

でもそれだけ人が訪れていることになります。

京都の人は足利義満に足を向けて?眠れませんよ!と半ば本気で話します。世界中から彼の作った文物を見学に来るのですから・・・。

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2008年12月 6日 (土)

京都に着きました。

4日に銀座能楽堂で開催しました華月会練習会はお蔭様でにぎやかにさせていただきました。銀座「鳳鳴春」で宴会をして楽しいひと時でした。今回初舞台をされた陳さんは、はるばら台湾からの出演です。なかなか勉強熱心で先が楽しみです。

昨夜は笛方寺井久八郎さんの笛の会、囃子方ならではの様々な曲のバリエーションが楽しめたと思います。能楽囃子の中で唯一旋律楽器ですが打楽器的な奏法だと一般的に説明します。しかしながらやはり小鼓だけではバリエーションとしては独奏は出来ません。笛は独奏の楽しさが有り羨ましくもありました。

今日は朝から新幹線で京都に参りました。強風の影響で遅れてはいけないので早い目の新幹線に乗りました。無事に京都に着き、駅で時間調整をしながらアップしています。画像は間に合いませんでしたので夜にでも追加アップしておきます。

本日は金剛流の素人会です。ほかの皆様のご都合で3時半頃から6時過ぎまで舞台に出づっぱりになります。盛りだくさんな一日です。ちなみに独鼓「勧進帳」能「葵上」舞囃子「松風」「絃上?」番囃子「蝉丸」です。

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2008年12月 1日 (月)

華月会練習会

12月4日(木)午後2時から6時まで銀座能楽堂で小生のお素人社中の皆様の集まり。華月会の練習会が有ります。一応非公開ですが銀座能楽堂の受付で華通信を見た!と合言葉を伝えて下さればご覧頂けます。席に限りがありますので満場の際は入場をお断りするかもしれません。

銀座能楽堂03-3571-0197 JR新橋駅、または地下鉄「銀座」駅から徒歩4,5分です。

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