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2008年9月30日 (火)

後二日!

日付が変わりましたがあと二日で大倉会です。

小生は一調一声 玉葛を喜多流粟谷明生さんとさせていただきます。 久しぶりの演奏で難曲だけにやりがいがあります。

昨夜は茂山千作氏を祝う会が東京サントリーホールで開催されました。満席のお客様を気遣い「お客さんは入ってるか!(入ってます)笑てくれはったか?(めちゃめちゃ受けてます!)判ってくれてはるか?(じゅうぶん判って張ります!)」という具合に88歳にしてなおお客様を大切に考えてられます。また、凄いところは狂言そのもので舞台が進むことです。要するに変な小細工はしないという徹底した姿勢があります。これは自信が無ければ出来ないことです。見習わなくてはなりません。

大倉会もお越しいただいた皆様には満足していただけるように研究公演という名前に甘えることなく開催させていただきたいと思っています。

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2008年9月27日 (土)

大倉会7

研究公演の解説で二番アップするのを忘れていました。

一調鐘之段 

能「三井寺」は都で生き別れになった母子が中秋の名月に三井寺で出会うハッピーエンドの曲です。鐘の音に引き寄せられるように三井寺にたどり着き鐘の音に狂う母親の姿を描いた名場面です。

打ち込みの強弱で音を打ち分けるなど、制約が多い大鼓という楽器は、掛け声と息のつめ開きが重要なポイントとなります。歌う方も大鼓の一調は難度が高く聞かせ処となります。

一調放下僧 

遊興の僧、放下に変装した兄弟の敵討ちの能「放下僧」の小歌と呼ばれる部分を中心に小鼓と謡いのみで演奏します。

京の都の景色と、様々に揉まれる有様を歌った小歌の場面では、お酒を頂きよい気分でこの曲を聴いていて、父親の敵を討たれてしまうワキの気分で聞き込んでださい。

先に書き上げていたのをとっくにアップしたと思い込んでいました。

是非お時間のご都合の付く方はいらしてください。

また、大阪近辺の、または大阪にいらっしゃりそうな方にご案内をお届けするお手伝いをお願いします。最後の追い込みです!選挙運動みたいですがよろしくお願いします。

080927_10010001 きょうの朝、何を思ったか粘土で遊んでしまいました。

アンパンマン対、原始恐竜ネンドラザウルス!

アンパンマン危うし!の画像です。

谷本健吾さんの玄人会の発会でした。銕仙会は満席で熱気にあふれていました。

これから九州佐賀に行ってきます。あしたは大原御幸です。

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2008年9月24日 (水)

大倉会6

大阪大倉会研究公演

一調 

籠太鼓

身の危険を顧みず夫の身代わりに牢に入りその夫の身を案じる妻をシテとする能「籠太鼓」の「鼓之段」を一調でお聴きいただきます。鼓の音が夫の下に届けと無事を祈る妻の心持が謡われます。

一調 勧進帳

能安宅の名場面、山伏に扮した義経一行が関守に止められ、弁慶の気転で勧進帳を創作しながら読み上げる。その場面を大鼓の一調で演奏します。弁慶の男気と男性的な大鼓の演奏が織り成す大鼓一調勧進帳の世界をお楽しみください。

一調一声 玉葛

源氏物語千年紀を向かえ各地で源氏物語に因んだ催しが開催されています。

絶世の美女、玉鬘(喜多流では玉葛と記す。)の妄執の世界が、途切れることが無い長い黒髪の様に謡い囃します。拍子合いの「一調」に対し「一声」が付くことにより拍子に合わない謡が付き、より高度な技術が要求されます。一調一声は他に小督(現実の男性)三井寺(現実の女性)が有り、霊体の玉葛は難曲として知られています。

080924_22410001 草加せんべいをご存知でしょうか?

埼玉県草加市の名物おせんべい、「まるそう一福」の画像です。

このおせんべいは歯が弱い人は食べることが出来ないくらい硬いのですが一枚食べだすと三枚は止まらないというしろものです。

このせんべいを好きな親戚の影響と、小生の父親が好きだったこともあり小生も一目置いています。

昨日の素人会で配られました。嬉しさと、懐かしさでアップします。

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2008年9月23日 (火)

大倉会5

大倉会の曲目解説

融 酌之舞

源氏物語のモデルとも言われる実在の源融の大臣が主役の能です。かの融は京都河原の院で豪奢な遊びを繰り広げましたが、それを引き継ぐ人も無く廃墟と化したその地に融の亡霊が現れ往時を懐かしむ能「融」、この詩情あふれる典拠を元に様々な能の演出が考えられました。

酌之舞の小書きも「翁」の構成を元に作られたイロエの部分と酌をする所作を織り込んだ舞の部分とに分かれます。定型化以前の舞は新作されるごとに一つずつ構成して作ったのでしょうが定型化する中でオリジナルを少しだけ織り込むというにくい演出がされています。

とひとまず囃子の解説は今回で終了です。次は玉葛の一調一声を解説しましょう。

080920_11020001 奈良に行ってきました。

鹿さんが挨拶してくれました。

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2008年9月22日 (月)

大倉会4

080920_17370001 昨夜は六甲アイランド能でした。なんと11回目を数え900人を超す来場者でファッションマートは異様な空間でした。開場前の舞台準備に追われるファッションマート内の状況ですが大阪城がすっぽりと入るホールの中での上演です。

080920_17380001こつこつと続けることが大切とはいえ私たちは板の上のことしか出来ません。多くのスタッフや支援してくださる方のお力でこのような催しが成り立つことがありがたいと思います。感謝です!会場入り口には裏千家淡交会神戸生田の森青年部の皆様のお呈茶が設けられ

080920_17390001 また、未生流肥原慶様のお花が生けられご来場いただいた皆様の目を楽しませてくださいました。

例年通り外国人方もたくさん見え英語の解説も入れていただきました。

能の大会は奥の深い曲です。初めての皆様にもきちんと能を見ていただくことで内容も伝わったのではないかと思います。

さていよいよ大倉会研究公演の最終追い込みです。曲目解説も急がなくてはなりません。

居囃子 喜多流 三輪 神遊

奈良桜井では大神神社と書いて「おおみわじんじゃ」と読みます。三輪王朝と大和王朝の出会い、それを取り持った仏教との三位一体の信仰形態が大和の国の雛形として定着して行ったのでしょう、この三輪山の麓で活動していた能楽師たちはこの物語を語り継ぐために能「三輪」を作ったと言えます。

各流儀ではこの能に特殊演出を設け特に重い習い事として後世に伝えました。喜多流では「神遊(かみあそび)」という演出がこれに当たり神楽の序、神楽のオロシ、そしてイロエに特殊な構成を見せ、天岩戸開きが芸能の起源でそれを伝えているのは我々能楽師なのだ!!という自負とともに非常に面白く観て楽しめる演出が取られています。今回は居囃子(演奏のみ)ですが世阿弥の説いた楽しみ方、見、聞、心の「聞」の音楽から沸き起こるイメージを楽しんで頂きたいと思います。

もう一息です!頑張ります!

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2008年9月20日 (土)

大倉会3

今日は台風一過で青空がきれいです。

今晩は六甲アイランド能ですがどういうわけか、ただ今のところ奈良に居ます。

さて、大倉会曲目解説第三弾ですが

独鼓 八島

独鼓とは謡い一人、鼓一人のみの略式演奏です。この八島の曲は切(終局部)ですが一曲の聞かせどころや見せ場を演奏します。

一調と違い常の手組み(鼓の楽譜)を演奏します。

舞囃子 賀茂 素働

賀茂神社の来歴を元に作られた能、(実は賀茂神社の現在の来歴と違い問題になっている)。あるいは当時能楽に作られたような伝承が有ったのかも知れません。

素働の「素」は元のという意味が有ります。定型化される以前の形が残されていると考えられ井筒などと同様「翁舞」の構成を残し素朴な所作の中に神の威光を表します。

居囃子 鷺

   

鷺の美しい姿は太古の昔から人々の目を楽しませてきました。人も羨む五位鷺の物語は有名ですが芸能者の姿とも重なるこの物語は見る人に言葉を超えた感動を与えます。

そのためかこの曲のシテは元服前の少年か、還暦後の老体でないと勤めることが出来ません。今回は居囃子(いばやし)の略式演奏で謡と囃子のみの演奏です。特殊な楽曲で鷺の舞う姿を想像して頂ければと思います。

今回は順不同ですが一挙三曲解説をアップしました。乞ご期待です!

080731_15570001_2 能には鷺とか獅子等をキャラクターにしているものがあります。小生も時々生態を観察に行きますが、今回の画像は京都岡崎動物園のライオンです。

丁度えさの時間で鳥を一羽もらって美味しそうに食べていました。

とてもボタンの花に戯れる風情ではなく暑そうでした・・・。

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2008年9月18日 (木)

大倉会2

大倉会 大阪研究公演

曲目解説第二弾です。

高砂  流シ・八頭(ナガシ・ヤツガシラ) 

江戸時代式楽に組み入れられていた時は翁から始まり五番立ての能が上演されました。その際、初番脇(神)能として「高砂」が上演される時にこの「流シ(ナガシ)・八頭(ヤツガシラ)」が演奏され前シテの出の格が、最も高くなりました。この特殊演奏は他に普賢菩薩の化身である江口の能の出、松風のシテのにも出にも流用され同じく曲の格を最高位に持って参ります。

又、吉数に因み、五段次第、三遍返、七五三の出端、五後三の出端、五段舞など、奇数で固められた演出にこの八頭、八段之舞などの偶数を混ぜることで曲全体の陰陽のバランスをとったとも言えます。

このような珍しい小書きを調べるとそれに関連して様々な古書を引っ張り出して目を通すことになります。今でも通用するものから、もう原型が判らないものまで時間がいくらあっても足りません。

これらの中で重要と思われるものを少しでも整理して次の世代にきちんとした形で伝えないとあっという間に訳が判らなくなるでしょう。この研究公演はある意味公開伝授ともいえる大切な公演と思います。

祖父が戦前(もちろん小生の生前)に大倉会で「奥希鼓乱(おきつづみまだれ)」を「公開伝授」と冠して演奏した番組を目に留めたことが有りましたが意味が解けた気がします。

080906_13350002 奥志賀の森林コンサートホールです。

大自然のすばらしい環境の中で聞く音楽、芸術は都会で出会うのとは違う感激を与えてくれます。毎日が発見ですね・・・。

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2008年9月16日 (火)

大倉会

大倉会の大阪研究公演が近づいて参りました。

001001_2

最後のチケットの追い込みに掛からなくてはいけないのですがなかなか手が回りません。

そこで皆様にお願いですが、なにとぞ宣伝にご協力頂けますようお願い申し上げます。

本日より少しずつ曲目解説をアップしていきます。是は当日パンフレットの下書きとして上げていきますので乞ご期待です。

井筒 段之序

喜多流と大倉流では元禄期にはこの曲の申し合わせが完成し上演されていたようです。舞の冒頭部、段の序に打たれる一つ頭(ひとつがしら)という小鼓の手組みは「能にして能に非ず」といわれる翁から発生した手組みで囃子事の基本中の基本です。そこに謡を謡いこむ形式で一句づつが一段一段を重ねて風情をかもし出す工夫が凝らされています。この様な形式は様々な曲に流用されています。

と、このような具合ですが粗筋とかではなく簡潔に曲と小書き(特殊演出)のポイントなどを小生の立場から書いていこうと思っています。

このブログのアドレス自体でも構いませんのでご知友にお回し頂き、宣伝の労をお願いできれば幸いです。

昨日は唐津で能楽座の公演がありました。復曲能「碁」を勤めました!今朝帰京し会議に出席しあっという間に日付が変わろうとしています。

080906_13350001 体が幾つ有っても足りません!!明日は朝から申し合わせに行き後は東京の稽古日です。頑張ります!

画像は先日の奥志賀の会場近くで発見したキノコです。

美味しそうでしたが・・・。

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2008年9月14日 (日)

東京~京都~東京

行って来ました!

朝11時から閑能会で通小町を勤め一路京都へ在来線に乗り換え「石山」からタクシーで寿長井の郷へなんと今年で14回目の観音会での薪能です。無事にお天気にも恵まれ虫の音のBGMを聞きながら能「羽衣」を勤めました。

行きのタクシーの運転手さんがお話好きで石山寺が源氏物語を書いた云々・・・とご説明を頂き、途中にある立木観音さまがお商売の方の信仰を集めて云々・・・琵琶湖の放水量が増えたときの鹿跳橋の眺めが最高・・・とご説明を頂きました。なかなか薪能の話題が出せなかったのですがようやく薪能の話題にたどり着き、小生も準備の年を入れると15年以上通っていると話すとちょっと運転手さんも気まずかったようですが、すかざす「そう言いながら立木観音さまへは未だ参っていないのですよ・・・。」と絶妙?のフォローをしておきました。

無事に公演が終わり最終近くの新幹線に飛び乗り先ほど東京へ戻りました。明日は宝生会で初番の「女郎花」です。地震が来るかも?と騒いでいましたが、預言者は早々に今回の予言は遠のきました!と撤回宣言をしていたそうです。お騒がせと出版業界の陰謀か!とは思いますが、それが外れるかもしれないので慎重にしたいと思います。

080907_14200001そう、いつ何時地震は来てももおかしくないのですから。

これでいいのだ!!

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2008年9月12日 (金)

叶匠寿庵

明日は滋賀県の叶匠寿庵で薪能です。14回目を迎え今回は大江信行さんの羽衣和合之舞です。昨年設営された野外舞台で今年は更に工夫を凝らしています。しかし、どちらかと言うと演者側がやり易くするための工夫といえます。目に見えない部分ですがこのようなところを少しずつ改良、改善することで良い公演に育つことを祈っています。

ところで巷では13日に地震が来るとか騒いで居ます。小生の祖父は関東大震災で焼け出された経験から毎月一日を防災の日として「すいとん」を食べていました。命からがらたどり着いたお屋敷で振舞われた「すいとん」の味を忘れないようにです。

実はその前場があります。お昼ごはんの正午前に焼きあがった油の乗った秋刀魚を目の前にして逃げなけらばならなかった事が後々まで悔しかったそうです。

小生は朝、東京で舞台を済ましてから滋賀の現地に向かいますので地震が起こって新幹線が止まると代役になってしまいます。

080904_17270002

画像は江ノ電です。先日の御霊神社薪能の会場のそばを通っていました。

レトロな電車に乗りましたが色々なタイプが走っていて楽しかったです。

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2008年9月 7日 (日)

誕生日

51歳です。

信じられませんが二半世紀生きてしまいました。人生は何事かをなすには余りにも短いと名言が有りますが人生五十年の時代であれば本当に何をして来たのかと疑問に思います。

昨日、五十歳最後の能はおそらく国内で一番高い所での演能で、翁をさせていただきました。奥志賀高原ホテルの森の音楽堂で公演があったのですが心を込めて勤めさせていただきました。

自宅に帰ると身内が誕生日を祝ってくれましたが、小生にとっては産んでくれた母親に感謝をする日とさせていただいて、子供たちにもその様に自然に思えるようにしています。マザコンか?と思われるかもしれませんが、小生は鬼っ子で両親が生きているときは意見が食い違う事が多く親を困らせていたように思います。

親がいなくなって初めて有り難味が判るとか、孝行したい時には親は無しなどの諺そのままの人生です。

これからは能楽のあるべき姿、百年後、いや末世に残せる能を作り続ける生活を心がけたいと念じています。

誕生日の抱負になってしまいました。

080906_13360001 音楽堂からの眺めです。

雲のなかから光が軟らかく美しく山々を照らしていました。

大自然の目に見えぬパワーを感じた一日です。

追加です!!帰りに小布施に寄り、北斎館、岩松院など久しぶりに見てきましたが・・

080907_14190001 居ました!バカボンです。

赤塚不二夫は亡くなりましたがキャラクターは元気に街門に立っていました。

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2008年9月 2日 (火)

催し案内

以前も紹介しましたが催し案内です。

080712_12090001 今週末の催しです。奥志賀方面にお知り合いのいらっしゃる方お知らせください。なかなか珍しい公演ですのでお勧めください。

奥志賀高原 森林能
場所、森の音楽堂(小沢征爾がアドバイスしたそうです。)
平成20年9月6日土曜日午後2時30分開演

第4回森林能
解説「翁について」大倉源次郎
翁 牧野和夫 三番三 茂山七五三 小鼓 大倉源次郎
舞囃子 高砂 牧野和夫
狂言 金藤左衛門 茂山七五三 茂山逸平
舞囃子 砧 片山清司
舞囃子 恋重荷 大江又三郎

ホテルの宿泊パックが鑑賞券付きで16000円です。
奥志賀高原ホテル 0296-34-2034
熊の湯ホテル 0269-34-2311
丸池ホテル 0269-34-2721
チケットのみは 前売り6000円
春原 博 様受付 0269-22-4698

夏休みあけてしまいましたが最後の夏の思い出に如何でしょうか・・・。我々出演者は「熊の湯」に泊めていただきます。今から楽しみです。

明日は国立能楽堂で翁、絵馬、末広狩です。3時間は越えます!トライアスロン並みの舞台です。

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2008年9月 1日 (月)

雷!!!

連日凄い雷で夜中に目が覚めます。思わずおへそを押さえるのは子供のころのトラウマでしょうか???

クーラー嫌いでいながらクーラーが無いと眠れない日が続くと苦しいです。特に咳が残ってしまい舞台で出てしまうのがつらいです。

鼓もこの湿度と気温の変化に駄々をこねますが宥めたりすかしたりしながら舞台を勤めています。

大阪城も何とか乗り切り、1日は卒塔婆小町、響きの会です。珍しい袴能での上演ですがデッサン的な面白さが能の違う面を引き出し素敵です。子供の頃は夏場に袴能が有ると色とりどりの紋付で舞台が華やかで涼しげでした。黒の麻紋付などは近年です。年がばれますが子供の頃は黒紋付の絽も有りませんでした。そう、絽はもともとお洒落着で舞台用では無かったのです。

実際の舞台では季節の変わり目に麻紋付を持っていくとクーラーが利きすぎて風邪を引きそうになったりします。また、冬は冬で袷を持っていくと暖房が入りすぎて大汗をかいてしまったりと苦労しています。

囃子方は年中、舞台衣装として装束と同じく一重紋付を通しても良いかな?思うことがあります。だんだん実用的な考え方が浸透している今日の舞台事情です。

と、言いつつ夏は野外の舞台が多くて麻紋付は必需品です。なかなか大変です。080816_19150001

先日訪れた横浜中華街です。山下町公園横の大新園のワンタンは美味いです!

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